【咲SS】マヨヒガ・後編

宮守と永水の海水浴はいつやるのやら
あのメンバー、ボケとツッコミの人数合ってないよね。
という事で合間にちょこっとだけ挿入してみました。

現代

胡桃「うみ~~」バッ!

豊音「うみ~~~」ババッ!

小蒔「うみ~~~~」バババッ!

塞「こらこら騒がない」

初美「引率の先生みたいですよー」

塞「誰が先生か!」

胡桃「さえせんせ~~」

豊音「さえせんせ~~~」

小蒔「さえせんせ~~~~」

塞「止めなさい!!」

霞「ふふ・・・」

白望「ダル・・・」ズルズル

エイスリン「シロ!チャントアルク!!」

白望(・・・暑い・・・)

白望(・・・あの日もこんな暑かったな・・・)

白望(・・・あの日って・・・いつだっけ?)

・・・

10年前・某神社

神主「うちに子供はいないよ」

白望「え・・・だって・・・小蒔・・」

神主「小蒔?そんな子、この辺にいたかな?」

神主「それよりも臼沢さんちの子が数日前から行方が判らなくなってるんだけど」

神主「白望ちゃん、知らないかな?」

白望「・・・臼沢?・・・知りません・・・」

神主「そうか、もしかしたら人さらいがいるかもしれないから」

神主「白望ちゃんも一人で出歩いたりしちゃだめだよ」

白望「・・・はい」

・・・

白望「帰ろ・・・」

白望「・・・なんだろ・・・あっちから・・・」

・・・

白望「・・・ここは・・・どこだろ」

白望「なんとなく・・・こっちに・・・」

白望「看板がある・・・『白見山』?」

白望「・・・すごい霧・・・何もみえなくなってきた・・・」

白望「はやくかえろう・・・」

・・・
・・・

白望「ここ・・・どこ・・・」

白望「もうなにも見えない・・・」

??「よう、迷子かい?」

白望「・・・おじさんだれ?」

??「おじさんはひどいな」ケラケラ

白望「うちに帰りたい・・・」

??「お嬢ちゃんの家がどこかは知らないが、この先に家があるよ」

白望「ほんと?」

??「ああ、明かりが付いているから誰かいるんじゃないかな」

白望「ありがとう!」タッタッタ・・・

??「どういたしまして・・・」

??「まあ道を教えるのは道祖神の十八番さ・・・」

??「がんばれよ」

・・・

再び現代

豊音「しょっぱいよー」

巴「豊音さんは海初めて?」

豊音「うん、ちょーうれしーよー」

胡桃「とりゃ~~」ドカンッ

初美「うぎゃ~~」

初美「やったな~、塞ロボ、敵の動きを塞ぐのですよー」

塞「誰がロボか!」

春「・・・」ポリポリ

白望「zzzz」

小蒔「良く寝てますね」ツンツン

霞「小蒔ちゃんは白望ちゃんが気になるみたいね」

小蒔「そんな・・・気になるだなんて」アセアセ

霞「でも・・・その子にはあまり・・・心を開かないでね」

小蒔「え?」

霞「なんでもないわ」

霞(・・・心を開き過ぎると・・・取り込まれてしまうから・・・)

・・・

10年前・白見山・山中

白望「明かりだ・・・」

白望「すいません・・・」ガラッ

白望「誰かいますか?」

白望「誰もいないのかな?」

白望「・・・おじゃまします・・・」

白望「いろりに火・・・それにご飯もある・・・」グゥ

白望「おなかすいた・・・」

白望「・・・ごめんなさい」パクパク

・・・

白望「ふぅ・・・」

白望「なんで・・誰もいないのかな?」

白望「奥の方へ行ってみよう」

・・・

白望「あれ・・?」

白望「布団がしいて・・・誰か寝ている?」

白望「誰?・・・」

??「・・・」

白望「・・・さ・・・え・・・?」

??「そうだよ」

白望「え?」フリムキ

??「いらっしゃい『私の家』へ」

白望「・・・誰?」

??「何言ってるの・・・私よ、シロちゃんの幼なじみの小蒔だよ」

白望「・・・私の幼なじみは・・・塞だけ・・・」

小蒔「思い出しちゃったんだ・・・」

小蒔「ここはね・・・ほんとうは・・・シロちゃんの心の中・・・」

小蒔「シロちゃんは・・・人を・・・惹きつける力が・・・あるの」

小蒔「だから・・・私も・・・遠く霧島の・・・」

小蒔「・・・心だけが・・・引き寄せられ・・・」

小蒔「・・・でも・・・サルタ・・・が止めに・・・」

小蒔「・・・~~・・・~~」

小蒔「・・・~~・・・~~」

白望(・・・何を言ってるんだろう・・・)

白望(・・・なんだか・・・力が・・・ダルくなってきた・・・)

??「もう終わりだ・・・」

??「帰るぞ・・・ウズメ・・・」

??「まだ・・・『彼女』は・・・帰りたくないって・・・」

白望「・・・塞を返して!!」

小蒔「・・・私より・・・塞ちゃんを選ぶのね・・・」

??「やめろ・・・それ以上・・・かかわっては・・・」

??「仕方ない・・・この娘に・・・防塞の・・・力を・・・」

塞「・・・」

??「起きろ・・・」

塞「・・・誰?」

??「お前に『迷い家』を塞ぐ力を与える」

??「これからは・・・あの者から離れるな」

??「離れると・・・また・・・誰かが・・・取り込まれ・・・」

白望「塞!」

塞「シロ!!」

・・・

再び現代

塞「まったく、あの2人が組むととんでもないわね」

塞「ん?」

白望「zzzzzz」

小蒔「スヤスヤ」

塞「うちのシロも大概だけど、そちらのお姫さんも相当ね」

霞「ふふふ・・・」

霞「こうやって見ると仲睦まじい夫婦の様ね」

塞「・・・」ピク

霞「冗談よ、ところで・・・」

霞「白望ちゃんを鹿児島に連れて行きたいって言ったら・・・」

塞「いいですよ」

霞「あら?」

塞「その時は私も付いていきますから」

霞「・・・ちゃんと約束守ってるのね」

塞「何ですか?」

霞「ううん、何でもないわ」

・・・
・・・

半年前

??「小瀬川さーん食堂行かない?」

白望「今だるいからまた誘って・・・」

??「今日もダメかー残念!」

塞「・・・」

塞(シロは多くの人を惹きつける)

塞(それが『マヨヒガ』の特性)

塞(でも)

塞(それゆえにシロは不用意に人を近づけない)

塞(『マヨヒガ』に取り込んでしまわない為に)

塞(やがて皆シロから離れていってしまうでしょう)

塞(でも大丈夫)

塞(私はずっと一緒だよ)

マヨヒガ・完

■あとがき

全体的わかりにくいというか抽象的な感じになってしまいました。

元々は「マヨヒガ」ではなく「白望山の狂女」という話を知って、そこから「シロを狂信的に愛する女性」という話を思いついたのが始まりです。
で、その女性は例のシロを食堂に誘った同級生という設定だったのですが、さすがに話が重くなりすぎたので辞めにして、それから紆余曲折あって今の様な話になりました。

「マイヒメ」の姫子同様、シロが「あの戦い」を観戦していた後の出来事です。

シロと塞は小さい時からの幼なじみという設定です
塞の塞ぐ能力はトシさんにもらったモノクルの力かもとは思いますが とりあえずこの話では能力は塞自身に付いていて、モノクルはその能力をシロ以外の別の人にも使えるようにするアイテムという設定にしています。
しかしこれだとハッちゃんは身内にやられたような(笑

ちなみに胡桃とは高校で知り合ったという設定
この話とは関係ないですが、胡桃との出会いの話も書こうかと思ってます。

あとは

・「賽(塞)の神」=「道祖神」=「サルタヒコ」=「九面の一柱」
・道祖神は「アメノウズメ」と「サルタヒコ」一対で表す事もある

等々色々な説や神話等読んだりしてからのひらめきとか色々混ざってます。

辻褄合わせ的設定とか

・最初の頃のマヨヒガは強力すぎて「力あるもの」を惹きつけてしまった
・塞が防塞の能力を手に入れた以後はある程度力のある人は取り込まれる事が無くなった
・宮守の5人は全員なんらかの能力者という設定
・それゆえに「マヨヒガ」に捕らわれる心配がない
・シロがエイスリンを麻雀部に誘ったのもそれに気がついていたから
・また永水との海行きに乗ったのも彼女達なら取り込まれる心配が無いと判断した為

■エピローグ

インターハイ2回戦・先鋒戦

白望「・・・」

??(・・・ちゃん)

??(・・・ロちゃん)

白望(『声』が聞こえる・・・)

白望「ちょいタンマ」

漫(でた・・・ッ!『ちょいタンマ』!)

漫(迷うと手が高くなる・・・)

??(・・・シロちゃん・・・私が・・・導いてあげるね)

??(・・・こっちだよ・・・)

白望「決めた」

白望「変だけどこれで」

seela の紹介

ゲーム(RPG)やマンガ好きな一般人。最近は日常系など緩い作品が好きです。
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